鋸山 2014.9.06

のこぎりやま・329m(千葉県)



鋸山(のこぎりやま)は、房総半島の南部、千葉県安房郡鋸南町と富津市の境に位置する標高329.4mの山。山は凝灰岩から成り、建築などの資材として適している。そのため古くは房州石と呼ばれ、良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われた(石切場跡は現在も残存する)。結果、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになった。正式な名称は乾坤山(けんこんざん)という。山腹には磨崖大仏、百尺観音、千五百羅漢、地獄ののぞき等見所が沢山あり大勢の観光客を集める。

万年山
浦賀水道から見る鋸山

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船は、主に福島県の小名浜港または千葉港で積荷をして、福島県の広野で揚荷する。夏も終わり少し涼しくなったので運ぶ荷物がなく、千葉港での待機が多い。船は、食料の補給と乗組員の休養のため千葉港の中央ふとうに着岸する。仕事を終え千葉県の富津にある有名な鋸山に行ってみることにする。東京に出入りするとき、浦賀水道で鋸山を見るたびにいつか登ってみようと思っていたが、念願がかなった。

京葉線の千葉みなと駅で電車に乗り、千葉駅で内房線に乗り換え浜金谷駅を目指す。1時間30分の乗車時間だ。浜金谷駅で電車を降り、歩いて鋸山ロープウェイ乗り場に向かう。残暑でかなり暑苦しい。15分ほど歩いてロープウェイ乗り場に着く。土曜日ということもあり人でごった返している。さすが人気の山だ。ロープウェイは、10分毎に運行されているが、列の中ほどに並びスイス製の40人乗りのゴンドラに乗り出発する。

ワイヤーロープは山腹の中央にある1か所の鉄塔により支えられているが、そこを過ぎると、ちょうどうジャンプ台からジャンプするように一気に100m程度の高度になり、恐怖感で身が凍り付く。こわいー!!早く山頂乗り場に着いてくれと祈る。山頂側の乗り場は垂直に切り立った高い岸壁(岩は切り取られ岸壁はほぼ垂直)の上にあり高度感で更に恐怖感が増す。5分間で山頂の乗り場に着く。

山頂からしばらく尾根道を行くと日本一の磨崖大仏や地獄のぞきの日本寺の入口がある。600円の拝観料を払い中に入る。急登のコンクリートの階段を登って行き左に折れ進んでいくと、両側に垂直な岸壁がそそり立つ荘厳な空間に入る。その先には岸壁には百尺間観音がある。その上を見上げると垂直な岸壁の上の方の岩が、せり出した地獄のぞきがある。このような絶景は滅多に見ることはできない。素晴らしい。付近は石切場で、垂直の岸壁は切り出されたものだろうか・・・。すごい労力が必要だったことだろう。再び階段を登って行くと、垂直な岸壁の上の部分になり、周辺にはステンレスの手すりが取り付けてある。中央には展望台がありその先に地獄のぞきがある。早速地獄をのぞいてみることにする。頑丈な手すりがあるとはいえ、下を覗くと足がすくむ。

岸壁の部分から急な石段を下って行くと、沢山の仏像がある。西国観音をみる沢山ある仏像の顔はそれぞれ違った表情をして面白い。みんな優しい顔している。更にそこを下っていくと、広場に出てその先に日本一の磨崖大仏がある。1700年代後半、3年の月日を費やして彫刻されたが、風化浸食により崩壊したため崩壊した。現在の大仏様は、昭和44年に復元されたもので、高さ31mの日本一の石大仏である。

大仏様から石畳の道を行き、階段を登って行きロープウェイ乗り場に向かう。途中、弘法大師護摩壇窟などを見る。途中に千五百羅漢というハイライトがあったのだが見逃してしまう。再びロープウェイに乗り下山し、電車で千葉港に戻る。念願が叶い満足した一日であった。






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船は千葉港中央ふ頭の岸壁に着岸。
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13:30 内房線浜金谷駅で下車。
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浜金谷駅
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浜金谷駅前

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しばらく国道沿いを歩く。
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駅前に大きな案内板がある
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標識に従い左に折れロープウェイ乗り場へ。
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多くの人が待つロープウェイ乗り場
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ゴンドラはスイス製で乗客定員は40名で満員。
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山頂乗り場まで5分で到着する。山の中央にある支柱を過ぎると高度が急激に高くなり恐怖感が増す。

鋸山は奇岩の宝庫
房総半島の西岸に切り立つ鋸山は、海抜329m。石を切り出した岩肌が、鋸の歯のように鋭いことからその名がついているといわれている。
鋸山は古くから良質な房州石の産地として知られ、江戸から明治にかけて建築用材、護岸工事用材、土木工事用材として盛んに切り出された。
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山頂から見るは浜金谷の街。浜金谷から対岸の久里浜までフェリーが往復している。
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ロープウェイ乗り場から10分ほど歩いて行けば日本寺の入口がある。日本寺は
約1300年前に開かれた関東最古の勅願所(勅命により国家鎮護・玉体安穏など
を祈願した社寺)といわれ、境内には地獄のぞき、百尺観音、日本一の石の大仏、千五百羅漢、十州一覧台などみどころがいっぱいある。一周して一時間半のハイ
キングコース。拝観料は600円。
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両側の岩が垂直に切り取られ断崖絶壁になっている。
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不思議な空間である。
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地獄のぞき


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百尺観音
昭和41年、6年の月日を費やして石切の跡に刻まれた高さ30mの大観音石像である。
戦没者供養のため、また近年の交通犠牲者供養のためつくられたものである。
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地獄のぞきをその前にある瑠璃光展望台展望台から見る。
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瑠璃光展望台
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大仏の方に下る。
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西国観音
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西国観音
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西国観音
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西国観音
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西国観音
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鋸山ロープウェイ乗り場まで徒歩で10分。
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← 山頂の乗り場の真下は、垂直の高い絶壁になって
おり恐怖感がさらに増してくる。岩が綺麗に抉られ
ている。どのようにして切り出されたのだろうか?
丹沢山 山頂のロープウェイ乗り場前は人でいっぱいだ。

↓鋸山山頂は山頂のロープウェイ乗り場のすぐ近く
にある。

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日本寺に入りまず百尺観音の方向に進む。

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↑百尺観音の前から地獄のぞきを見上げる。
← 沢山の人がポーズをとって記念撮影をする。柵があるとはいえ、柵のところまで下りて下を覗くには勇気が必要だ。(動画をご覧ください。)こんなところに出っ張りをどのようにして造ったんだろうか。大きな足場があったのかもしれない・・・。

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西国観音
一体一体顔の表情が異なる。
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丹沢山一番下の像の表情が面白い。
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通天関をくぐる。

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日本一の大仏様
1700年代後半、3年の月日を費やして彫刻されたものである。自然の風化浸食により著しい崩壊があり、昭和44年に復元された。高さ31mの日本一の石大仏である。

大仏様の側にお願い地蔵尊がある。↓
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弘法大師護摩窟
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山頂展望台
視界が良ければ東京湾浦賀水道、その先の三浦半島、富士山、伊豆天城連峰、伊豆大島などがみえるはずだが・・・。今日はあいにく視界が悪い。
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↑山頂展望台から南側の館山の方向を見る。
山頂駐車方向を見る。山稜は本当に鋸のように長い。→
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